出版物
これまでに日本語で出版した本や論文は以下のとおりです(章の執筆のみや共著のものも含め,年代の新しいものから順に並べています).これ以外の出版物は英語です(こちらのページ参照).APA (American Psychological Association)発行の雑誌,Monitor on Psychology(2016年11月号)にPTGのことが少し掲載されています.
[本及び章]
- 飯村周平・松井智子・宅香菜子(2022).ゲーム感覚で身につく論文執筆ー「今よりもっと論文を書く」と決めた研究者へ 風間書房
- 宅香菜子(2021).コロナ禍と心の成長ー日米におけるPTG研究と大学教育の魅力 風間書房
- 宅香菜子・廣岡佳代(2021).心的外傷後成長(PTG)とは.秋山美紀・島井哲志・前野隆司編 看護のためのポジティブ心理学 医学書院
- 宅香菜子編著(2016).PTGの可能性と課題.金子書房
- 小塩真司・宅香菜子(2015).心理学の卒業研究ワークブック:発想から論文完成までの10ステージ.金子書房
- 宅香菜子(2014).悲しみから人が成長するとき:PTG (Posttraumatic Growth).風間書房
- 宅香菜子・清水研監訳 (2014). 心的外傷後成長ハンドブック:耐え難い体験が人の心にもたらすもの.医学書院
- 宅香菜子 (2012). アメリカにおけるPTG研究:文化的観点から. 近藤卓編著 PTG心的外傷後成長:トラウマを超えて 金子書房
- 宅香菜子 (2010).外傷後成長に関する研究:ストレス体験をきっかけとした青年の変容.風間書房
[論文]
- 岩淵さくら・宅香菜子・藤原忠雄(印刷中)東日本大震災被災地の中学生におけるPTG(心的外傷後成長)のストレス反応軽減効果の検討.学校メンタルヘルス.
- 中村珍晴・土屋裕睦・宅香菜子(2018)スポーツ傷害に特化した心的外傷後成長の特徴.体育学研究, 69, 291-304.
- 林麻由・市井雅哉・宅香菜子・富永良喜(2015)外傷体験についての思考・自己開示・聞き手の応答がトラウマ反応及び外傷後成長に及ぼす影響.トラウマティック・ストレス, 13, 51-59.
- 宅香菜子 (2010).がんサバイバーのPosttraumatic Growth:特集/がん患者のサバイバーシップ. 腫瘍内科(科学評論社), 5, 211-217.
- 宅香菜子 (2005). ストレスに起因する自己成長感が生じるメカニズムの検討−ストレスに対する意味の付与に着目して− 心理臨床学研究, 23, 161-172.
- 宅香菜子 (2004). 高校生における「ストレス体験と自己成長感をつなぐ循環モデル」の構築−自我の発達プロセスのさらなる理解にむけて− 心理臨床学研究, 22, 181-186.
[その他]
- 2020年8月発行,「体育の科学(杏林書院)第70巻8号」に,法政大学,荒井弘和先生と「新型コロナウィルスの感染拡大とアスリートセンタード」をまとめ寄稿致しました.
- 2019年9月刊行予定の健康心理学事典(丸善出版)の中で,心的外傷後成長について解説しました(p.542-543).
- 2019年8月発行,「体育の科学(杏林書院)第69巻8号」の「スポーツにおけるネガティブ体験の価値」特集に「ネガティブな体験が導く心の成長:アスリートになぜ逆境がふりかかるのか」を寄稿しました.
- 2017年9月発行の金剛出版による雑誌,臨床心理学101,第17巻5号に「レジリエンスとPTG(Posttraumatic Growth)」(P.654-658)」を寄稿しました.
- 2016年12月15日発行の日本精神衛生会「こころと社会」第166号(47巻4号),『メンタルヘルスの広場』に,「心的外傷後成長 PTG (Posttraumatic Growth):何が本当か」を寄稿致しました(p.109-113).