アーカイブ
Posts Tagged ‘APA’
APA (2014)
8月 11, 2014
コメントは受け付けていません
8月7日(木曜日)から10日(日曜日)まで,ワシントンDCで開かれたAPA(American Psychological Association:アメリカ心理学会)の学会に参加し,研究発表をしてきた.研究室のメンバーのポスターが表彰されるなど嬉しい出来事もたくさんあった.写真等はこちら(研究室のホームページ)をクリック.
最も強く印象に残ったことは,(1)PTGを支持している研究者とPTGに批判的である研究者の対話に参加できたこと,(2)個人主義かつ自己愛がますます高くなっている現在の状況に対して歯止めをかけようとする動きが思っていた以上にあること,(3)DSM-Vの問題点にまつわる議論のみならず,DSMにかわる基準やマニュアルを作ろうとする動きが出てきていること,そして(4)政治,社会問題や環境問題などに心理学が貢献しようとする可能性についての研究も増えていること,である.この4点はどれも私の研究テーマに直接関連しているので,今後の方向性を考えるにあたっていい材料になると思う.
カテゴリー:Presentations
APA, 心的外傷後成長