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2012 年 11 月 のアーカイブ

Frazier, Tennen, Gavian, Park, Tomich, & Tashiro (2009)

11月 26, 2012 コメントは受け付けていません

Frazier, P., Tennen, H., Gavian, M., Park, C., Tomich, P., & Tashiro, T. (2009). Does self-reported posttraumatic growth reflect genuine positive change? Psychological Science, 20, 912-919. doi: 10.1111/j.1467-9280.2009.02381.x

PTG研究が始まった1996年以降で,最も影響力の強い論文のひとつがこれだと思う.タイトルからして,「自己報告によるPTGはプラスの変化を本当に反映しているのだろうか?」反語で(いや,反映していないだろう・・・)というメッセージがこめられている.これがまだin press,つまり印刷中の頃,ある学会で私たちがシンポジウムをしているときにフロアから「こういう論文がPsychological Scienceにアクセプトされた,もうすぐ出る」という話が出され,それにどう対応するつもりかと問われ,「いや,読んでないからまだわからない」というのが精一杯だったのが思い出される.内容もさることながら,Psychological Scienceというインパクトファクターの高いジャーナルにPTGが出ること自体少ないので,いろいろな意味で本当に影響力がある. 続きを読む…

Tedeschi & Calhoun (2006)

11月 13, 2012 コメントは受け付けていません

Tedeschi, R. G., & Calhoun, L. G.  (2006). Expert companions: Posttraumatic growth in clinical practice. In Calhoun, L. G., & Tedeschi, R. G. (Eds.), Handbook of posttraumatic growth: Research and practice (pp.291-310). Mahwah, NJ: Lawrence Erlbaum Associates.

今週末,シカゴでPTGについて話をする機会をいただいたので,その準備を兼ねて,PTGをどう臨床場面や実際の生活の中でいかしていくことができるのかアイデアを練るためにこの本をもう一回読んでみた,この本はPTGのハンドブックというだけあって,PTGに関するいろいろな研究が網羅されていて,アメリカ,スイス,オーストラリアなどからのべ29人の研究者がさまざまな立場からPTGについて論じている.この中の第15章で,カルホーンとテデスキーが,彼らのキーワードの一つである「エキスパート・コンパニオン」という考え方を用いて,PTGの道案内をする人の役割をまとめている. 続きを読む…

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