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Hobfoll et al. (2007)

6月 12, 2014 コメントは受け付けていません

Hobfoll, S. E., Hall, B. J., Daphna, C.-N., Galea, S., Johnson, R. J., & Palmieri, P. A. (2007). Refining our understanding of traumatic growth in the face of terrorism: Moving from meaning cognitions to doing what is meaningful. Applied Psychology: An International Review, 56, 345-366.

PTGは研究者魂を熱くしてくれる.このレビュー論文も挑戦的な内容で,端的に言うと,「その出来事に意味があったと認知面でとらえること」に重点を置いたPTGの考え方から「その出来事の結果意味ある行動を取れるようになること」に重点を置いたPTGへと考え方を変えるべきではなかろうかという提言である.これを彼らは「Action-focused growth(行動に焦点を当てた成長)」と呼んでいる.つまり,自分がある出来事をきっかけに人間として成長したと自覚しているかどうかよりも,実際にその結果何をしているかという現実の行動が大事であり,行動上の変化を伴ってこそ真の成長であるという主張である.

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