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‘PTGI-42’ タグのついている投稿

Baker et al. (2008)

4月 14, 2016 コメントは受け付けていません

Baker, J. M., Kelly, C., Calhoun, L. G., Cann, A., & Tedeschi, R. G. (2008). An examination of posttraumatic growth and posttraumatic depreciation: Two exploratory studies. Journal of Loss and Trauma, 13, 450-465. doi: 10.1080/15325020802171367

今日は少し古めの論文をレビューしたい.それにしても,2008年の論文を「古め」と言わざるを得ないくらい,論文が日々怒涛のように出版されている.投稿先となるジャーナルの数が増え,研究者(というか論文を投稿する人)の数が増え,とにかくアカデミックな場面で数が重視され,書いて書いて書きまくれといわんばかりだ.数日前,あるジャーナルに投稿していた論文の査読結果がかえってきたが,そこに添付されていたレビュアーからのコメント:「引用文献に記載されている50本の論文のうち,過去5年(2011年からin press)に出版されたものが10本しかない.50本の論文のうち,2000年から2010年のものが約30本,1990年代のものが約10本と,知見が非常に古いと言わざるを得ない.現在の知見を反映させるように,引用文献のリストを修正するように」というものだった.なので,私達の研究グループは今リストの見直しに追われている.そんななか,今日はあえて2008年の論文をレビューしたい.というのも,今,これが結構注目を浴びているからだ. 続きを読む…

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Cann, Calhoun, Tedeschi, & Solomon (2010)

2月 23, 2014 コメントは受け付けていません

Cann, A., Calhoun, L. G., Tedeschi, R. G., & Solomon, D. T. (2010). Posttraumatic growth and depreciation as independent experiences and predictors of well-being. Journal of Loss and Trauma, 15, 151-166. doi: 10.1080/15325020903375826

PTGに関連して,PTDという略語がある.PTDを知っていたら,かなりマニアだと思う.好奇心から,「2014年2月の今日の時点で,PsycINFOでPTDをキーワードに入れたら,どれくらいの文献がヒットするかな?5本くらいかな?」と思って調べてみたら,なんと139もヒットした!一瞬びっくりしたけれど,もちろんそんなはずはなくて,よくみてみると,PTDと略されている言葉にはいろいろあるみたい.例えば「Perceived Taste Disturbance(本人によって認識されている味覚異常)」もPTDだし,「Preterm Delivery(早産)」もPTDと略すらしい.なので,PTDと言えば「Posttraumatic Depreciation – つまりGrowth(成長)じゃなくてDepreciation(下落).PTDとはPTGの逆で,トラウマに引き続いて,PTGと同じ5領域の内容で逆にネガティブな方向に変わること」しかないと思っていた私はやっぱりマニアだと思う.で,再度,Posttraumatic Depreciationと全部入力して文献検索してみると,4本出てきた.まあ,そんなものだろう.これは,PTGIが広く使われるようになるにつれて,PTGIにはポジティブな方向の変化しか含まれていないため,回答に偏りが生じているのではないかとか,逆方向の変化も問うた方がいいのではないか,などの批判が出てきたため,PTG研究室のメンバーが,それならと,既存の21項目それぞれに対して逆向きの項目を考え,21項目×2=42項目版(PTGI-42)を作ったのがきっかけになっている.

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